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トピックス 歯周病悪化は早産の一因 炎症で出産促す物質増加
【2004年11月2日】 歯周病で歯茎の炎症が悪化した妊婦は、そうでない人より約5.1-5.7倍、早産や切迫早産になりやすいとする調査結果を、鹿児島大の和泉雄一(いずみ・ゆういち)教授(歯周病学)、大学院生の長谷川梢(はせがわ・こずえ)さんらが2日までに、まとめた。 炎症にかかわる情報伝達物質のサイトカインが血中で増え、子宮の収縮を誘発しているらしい。 早産の原因にはクラミジアなどの感染症や年齢などがあるが、2割程度は原因不明。研究グループの古市保志(ふるいち・やすし)・同大助教授は「一部は歯周病が原因だろう。歯茎の炎症を治したら早産が10%から2%まで減ったとの外国の研究もある」として、歯周病の治療や予防を呼び掛けている。 鹿児島市内の産婦人科で、子宮収縮など早産と同じ症状がみられる切迫早産の42人を含む妊婦114人を調査。最終的に早産だった人は、このうち21人だった。 妊娠中に歯周病の悪化部位が最も多かった約30人とそれ以外の妊婦で比較したところ、切迫早産になる危険性は約5.7倍、早産では約5.1倍高かった。 切迫早産や早産の妊婦は正常出産だった妊婦に比べ、歯周病の悪化部位は2.5-3倍程度多く、血中のサイトカインの量も5-6倍多くなっていたという。 |

