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トピックス 片頭痛、診断まで平均10年 医師の理解が不足
診断がつくまでに平均10年かかるなど、片頭痛患者の多くが医師の理解不足から必要な治療を受けられなかったと感じていることが厚生労働省研究班の調査で21日、分かった。国内の片頭痛患者は840万人と推計されており、研究班は、診療態勢の整備が必要と指摘している。 北里大病院(神奈川県相模原市)の頭痛外来にかかった18-65歳の患者約200人にアンケートした。 片頭痛と診断されるまでの年数は20年が最も多く、約50人。平均は10年だが、40年以上かかった患者も数人いた。診断がつくまでに10カ所の病院を転々とした人もいた。 近くの医師らに相談した患者の半数以上が脳の画像診断を受けていたが「適切な助言を得た」と答えた人は27%にとどまった。研究班は「他の疾患に起因する頭痛でないと分かると、片頭痛は放置されがち」と分析。 片頭痛が日常生活に影響し、社会的に不利だと感じている患者は80%台だったが、職場や学校の理解があると答えた人は28%だった。研究班の坂井文彦(さかい・ふみひこ)北里大教授は「片頭痛が社会に認知されていないことが、患者の苦痛を増している。我慢して仕事を続け悪化するケースも考えられる」としている。 |